食物アレルギー対応につきまして
以前から、除去食対応につきましてSNSやホームページ等にてお知らせをしてきました。とりあえず行けば食べれるものがあるだろう?対応して頂けるだろう?と来店してしまうお客様の利便性を考えてのことです。
動物性の食材は使っておりませんので、肉・魚介・ミルク・卵などは厨房内にも食材はおいては御座いませんし、その様なものを使うメニューもございません。
出汁に至るまで、動物性のものは一切使っておりません。
しかし、麦系・大豆系・各種穀物・胡麻・・等の植物性は常時使っておりますので、このようなものにつきましては除去は不可能でございます。
目に見えるものだけで良いから使わなければ良いではないか?と考える方もいるかも知れませんが、厨房内にその食材が常時ある状態でメニューにも使われているとなりますと、極めて除去は難しいのです。
見えないものにまで気を配る必要がある為です。
小麦をポンポンはたきますと、ふわ~っとパウダーが厨房内に舞いますし、まな板で調理したり、お鍋で煮炊き物をしたとしても100%混入させないためには、調理器具をその都度交換しないと対応は出来ません。
只、食べても大丈夫なんだけれど、美容目的とか、健康ぽいから食べないでいるとか、の「なんちゃって」の場合は大まかに使わなければ良いのかも知れませんが、極度のアレルギーや身体に症状が出る方には、お勧めできるものではございません。
巷の除去食対応出来ますよと謳う店であったとしても、利用する側が細かく指摘した場合、極度のアレルギーや重篤な症状が出る方に対しての対応は極めて難しいでしょう?
食材の製造工程までのコンタミネーションまでクリアしていないと難しいからです。
厨房内に除去を望む食材等があり、たまには使うという時点でそのお店では対応は出来ないでしょう?
このゴールデンウィーク期間中、SNSやホームページ等で「植物性アレルギー及びグルテンフリー等の除去食対応は致しておりません」と説明しているにもかかわらず、ご来店頂いてしまうお客様も数組御座いました。
店まで来て頂いたお客様をお断りしたのですが申し訳ないです。
対応は出来ない旨の説明をサイトで読んだけれど、行けばなんとかなるのでは?と言われるのですが、グルテンフリーなど何ともならないのです。
お電話で「卵にアレルギーがあるのですけど対応できますか?」「出来ますよ!動物性のものは一切使いませんので!」
ご来店頂いて席に座られて・・「小麦を除いて頂けますか?アレルギーがあるので・・・」
「申し訳ございません・・卵は使わないので大丈夫かとは思いますが、麦を使うメニューもございますし、常時使うものですので除去は不可能でございます」
「コンタミにまで気を配る必要もあり対応は出来兼ねます・・申し訳ございませんがアレルギーのお客様にお料理のご提供は出来兼ねます」
せっかくのご旅行、もっとわかりやすいように「植物性アレルギー及びグルテンフリー等の除去食対応は致しておりません」と表示しなければいけません。
それでも、何とかしてくれるのでは?と来てしまうお客様も・・・
せっかくご来店頂いてお断りするのはものすごく心苦しく申し訳ないことなのです。
自然食穀物菜食の食堂
健康食工房たかの
自然食、穀物菜食、玄米菜食、ヴィーガン、ベジタリアン等の対応のお食事の店
たかのホームページ
https://kirameki-takano.com
Instagramプロフィールにもリンクを張ってあります。
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